女性の政治参加と市政の発信について

平野たけこ(岳子)

2023年02月05日 23:42

女性の政治参加について研究されていらっしゃる静岡大学・井柳美紀先生のコメントは、様々な報道で伺うことができます。

昨年、浜松市議会について取材して下さり、意見交換をしながら自分自身を見つめ、今後挑戦される方々へのアプローチ、社会の意識変容、そしてロールモデルとしての自分磨きは大切だと思っているとお伝え、研究結果を是非教えていただきたい✨と申し上げておりました。

この度の静岡新聞からも、静岡県内の実態が分かりやすくまとめられております。
〈下図のとおり〉





静岡県内でも、我が浜松市議会の女性議員の割合は26%の上位。30代から全世代が所属しています。
普段の議会活動にて、会派やイデオロギーは違っても、『浜松女性議員の会』として12人が集まる機会も作り、勉強会や現地視察、市長との懇談や要望活動もして参りました。
地方政治でも珍しいケースだと思います。

主に子育て支援や福祉課題、市役所内のトイレ環境の改善に成果を出し、また女性管理職の皆さんとの懇談会では、貴重な意見交換が好評でした。

当事者目線という意味では、こうした活動は良いかたちだと思っておりますが、女性だけ集まるということへ批判もあるのも事実です。

これは、女性参画が少ない政治の現状が後押しした活動でもあり、今後女性議員がさらに増えてくることによって、流れは自ずと変わってくるものと考えております。

さらに、全国の政令市議会の連携として、自民『なでしこの会』では大変有意義な勉強会を重ねております。
他都市の良い事例を学び、議会質問に活かして『保育園での医療的ケア児の受け入れ』、『避難所の液体ミルクの備蓄』等々の実現にも繋がりました。

市議会議員は、報道で取り上げられる国政と違い、地道な活動の毎日ですが、地味でも見えないところで調整したり、繋いだり、汗をかいていることが、結果として成果となっていることも事実です。

議員の個々の活動はそれぞれですが、より多く市民の皆様と繋がる努力、発信する継続性を実行し、市政を身近に感じていただける努力をして参ります。

【これまでの市政報告の発信】
◆『市政は今』の発行
新聞折込み、後援会やご縁ある方への発送、ポスティング。
◆ラジオ『FMハロー』から発信
旬の市政話題や地域で活躍する方をお招きしてご紹介。
◆市政報告会
より分かりやすく、団体や地域によって内容を考慮し資料作成してお話しております。
◆SNSの活用
普段からより多くの情報を市民の皆様に発信するよう心がけております。
ハマゾーブログ、Facebook、Instagramなど。
◆市議会だより
議会発行のお馴染みの広報ですが、今年度広報委員になり改善点を提案させていただきました。
市民の皆様が手にとってご覧いただけることを願って、、。




私たちが目指すべきゴールは、女性議員の比率をただ上げることではなく、『多様な視点』や『当事者の視点』で取り組むことによって、より多くの市民に寄り添う政策が実現していくこと✨であり、質の向上のためにも弛まぬ努力が必要と考えます。

私も様々な経験をフル活用し、市民の暮らしの向上、満足度が上がる政策を実現していきたいと思っています。

改めましてご指導の程宜しくお願い致します。

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